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小さな写真館にできること〜写真館と地域活性化&地方創生

こんにちは、ハレノヒの笠原です。
今回のブログはいつか書こうと思っていたお話です。

「小さな写真館にできること。」
これはハレノヒのテーマとしてホームページに掲げている言葉ですが、
http://halenohi.com

このコピーには続きがあって
『小さな写真館にできることで世界を幸せにする。』
が隠れています。

実はこれ、ハレノヒの理念なんです。

この理念はどういうことかというと
「ハレノヒが出来ること」・・・
すなわち私たちのような地方都市の小さな写真館の活動でありながらも、
まずはいつものように目の前のお客様一人一人を大事にし、
写真や映像の撮影を通じて喜びや思い出・コミュニケーションをコツコツ増やします。
そしてそれをお客様や私たちが共有・発信し世の中にその感動を伝えることで
世の中に幸せを増やしていこう。

ということです。

もっと具体的に言うと
今回NHKで取り上げていただいたタイ人カップル向けフォトウエディングプロジェクトは
インバウンドを狙った事業でありながら、同時にその理念に基づいた活動の一つで、
さらにこの取り組みはハレノヒがある佐賀県の価値も高め、地域全体で盛り上がっていけるものと考えています。

そのプロセスとしては

①佐賀を訪れたタイのカップルに日本の素晴らしい風景での撮影と文化を十分楽しんで頂く。
(当然ですがここに通常のフォトグラファーの仕事として、ハレノヒが持つ技術やホスピタリティを最大限つぎこみます。)

②その感動は写真がアップされたSNSなどによってビジュアルイメージとして広まり、カップルの幸せと共に佐賀や日本文化の魅力が伝わっていく。

③魅力が伝わることで日本に憧れる外国人が増える。また外国から評価されることで私たち自身が自国の文化や環境に自信を持ちモチベーションがあがる。

④その自信をさらに高めようと努力することにより社会に好循環を生み地域活性化につながる。

このように写真館の当たり前の経済活動であっても、自分たちの仕事のその先に興すことのできる可能性を意識することによって、世の中に良い循環を生めると考えています。

 

またこれと同じような考え方で、
ハレノヒではお客様が求める写真を提供すると同時に、
周りの人が

「結婚したくなる写真」
「家族を作りたくなる写真」
「家族と一緒に時間を過ごしたくなる写真」
を撮影し発信することでも社会に貢献をしようと取り組んでいます。

PreWedding_031
(新郎照れすぎ!)
Family_034
(街中くっつき写真企画)
Family_004
(娘は「我が家の天使」というコンセプトで撮影)

 

このように
私たち写真館が実在する家族やカップルの幸せをその地域の風景と共に撮影・発信することで、
広告では得られないリアリティーのある幸せのイメージや価値を社会に届け、
それが地方創生の一端を担うとも考えています。


Family_001
(3世代6人兄弟の大晦日)
PRO_0024-3
(こちらは4世代・初孫の七五三

このように私たち営業写真業界のフォトグラファーは、
一人一人のストーリーを大事にする心と、
クオリティーの高い写真を提供できる技術があれば、
経済活動をしながら立派に世の中に貢献できるのです。

 

さて余談ですが現在私は主に二つのことに意識をおいて活動しています。
・まちの写真館の存在意義を見直すと同時に、新たな可能性と価値を追加する。
・営業写真館やウエディングフォトグラファーの持っている能力や価値を高め、もっと社会に活かす

それによって

・お客様(クライアント)
・フォトグラファー
・社会
という3者がそれぞれに喜びと好循環が生まれる構造を作りたいと思っています。

詳しい方法や今後の予定は今回書きませんが、いつかまたハレノヒの活動を通じてお伝えできればと思っています。

今回ハレノヒの活動をNHKにピックアップしていただいたことで、
少しでも小さな写真館の存在と取り組み、そして思いを知っていただける機会を得たことはとてもうれしいことでした。

NHKのT様、そして関係者の皆様ありがとうございました。

本当に小さな存在ではありますがハレノヒはこれからも挑戦を続けたいと思っています。
皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします。
ハレノヒ代表
笠原徹