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「家族の写真展」は勝手に少子化対策写真展だった?

先日、1週間に渡って開催したハレノヒ初の写真展「家族の写真展」を無事終えることができました。

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facebookなどでしか告知をしていなかったので初日と2日目の来場者はあまり多くなかったのですが、テレビニュース・新聞・ラジオの報道や来場者さんからの口コミのおかげもあって、
最終的に約350組の家族、1100名を撮影することができました。まずは皆様にお礼を申し上げます。(ちなみに県庁所在地の佐賀市は横浜市と同じ面積で人口16分の1なんで結構な人数の来場者ですよね。)

 

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初めての写真展開催。
とても疲れましたが、実り多き1週間でした。

まず改めて今回の写真展を開催した理由を書かせていただこうかと。
実は会場入り口に立てていた「ごあいさつ」にそのひとつ目を書いています。

 

写真展ごあいさつ

 

そしてもうひとつが少子化対策です。
家族を作っていくことへのイメージアップを地方写真館の活動延長線上に置き、結婚や子育てに夢を持ってもらうことです。

ここについては発見がありました。
それはいろんな人に「これは県からの委託事業ですか?」と聞かれたことです。

もしかしたら、民間のいち事業者が全額自費で少子化対策をするってことが不思議(?)なのかもしれません。(まあ県庁のホールでしているからかもしれませんが)
こんな身分不相応ことをやっているとそろそろ各方面から怒られそうですが、地方都市の弱小写真館が勝手にやっていることなので出来たらほっておいてくださいね。笑

 

 

それはともかく、今回撮影させていただいたご家族も様々な方がいらっしゃいました。
結婚50年のご夫婦。
99歳のおばあちゃんとそのご家族。
そして撮影の日の夜に結婚の了承を得るために彼女の両親にご挨拶に行く予定のカップル。
また今年結婚式の撮影をさせていただいたご夫婦が、わざわざ宮崎から駆けつけて下さったりもしました。

このように今まで撮影させていただいた家族から、今回初めてお会いした家族まで、様々なご家族とこの写真展を作り上げることができたとおもっています。
(撮影した写真はハレノヒfacebookページでまた公開しますね。)

 

ちなみに。

一応この写真展は展示方法についても私の中でコンセプトがあったりします。
まず写真展の通常の反応である「綺麗」「すごい」ではなく、「自分たちも撮りたいね」という
行動を起こすことを目指しました。

またセッティングにも考えがあって、バラバラに配置し奥行き感をもたせ会場全体を一つの「まち」とイメージして配置をしています。

その上で今撮影している家族が中心でスポットを浴び、一つ一つの家族が主役であることを表現したいと思いました。

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さらに展示写真については家族を構成する人の関係性、時間やストーリーを考えていたりします。

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(家族と成人式)

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(4世代女子)

 

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(孫と祖父母)

 

もともとハレノヒは写真という2次元のものに時間や関係性、ストーリーという軸を加え表現することで、写真館が提供するモノコトの価値を高めたいと考えています。

 

最後にハレノヒの今後目指していることを。

結婚や家族を作ることに憧れる人を増やす。
まちを豊かにする人を増やす。
写真館をやりたいという人を増やす。
チャレンジしたいという人を増やす。

そして世界に幸せを増やす。

 

そのことを写真や映像を使って実現したいなと考えています。

 

今回ご来場いただいた多くのご家族や、関係者の皆様改めて深くお礼を申し上げます。
ハレノヒ写真部の皆様もお疲れ様でした。

本当にありがとうございました!!!

 

ハレノヒ笠原