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レミネスオープンと新たな決意

ハレノヒ代表の笠原です。
毎度更新がおそろかになっているハレノヒブログですが、いつもいつも書こうとは思っているんです。
しかし、この秋は本当に時間がなくて書けていませんでした。

その理由の一つ、ハレノヒ2号店「ハレノヒ呉服元町店・レミネス」のオープンについて書こうと思います。
オープンは2017年10月3日。

その前日にはオープニングパーティを行いました。
佐賀の小さな貸衣装店のオープンのお祝いに、東京・大阪・広島・山口など、九州以外からも駆けつけていただき100名以上に集まっていただきました。
皆様には改めて御礼申し上げます。

当日はあいにくの空模様で、予定していたビルの屋上での乾杯は叶いませんでしたが、ビルのオーナーの配慮によってお借りできたON THE ROOF1階を飲食スペースに、スタジオやレンタル衣装がある2階では大阪からわざわざ来てくれた「Ajara」のライブなどを行い本当に盛り上がりましたよ。(もう遠い昔のように感じてしまいます…….)

さて、ホームページにも載せているのですがレミネスの成り立ちと名前の由来について、このブログでも書いておこうと思います。

現在レミネスに置いてある着物の大部分は、もともと佐賀市の白山にあった「レンタルブティック・マイン」さんのもの。
そこのオーナー「古賀エイ」さんが長年愛情を持って大切にしてきたその着物を、私たちハレノヒが受け継いだのです。

私はそのお店の名前「mine」の字をどうしても残しておきたくて、再(生)を意味する「Re」をつけ、私たちらしさをイメージした「ness」と組み合わせた造語として「Reminess」と名付けました。

新しいお店や衣装店の仕事などについて話してきたこの一年、古賀さんには本当に良くして頂きました。
その中でも、ことあるごとに仰っていた印象的な言葉があります。

「あなたには(私が経験してきたような)お金の苦労をかけさせたくないの……」

これは古賀さんから今後レンタル衣装店を営む私への愛情とエールだろうと思って受け止めています。

一人の名もないカメラマンである自分が小さな写真館を開き、はじめは個人事業主のような気分でやってきた「ハレノヒ」も、あれよあれよとスタッフが増え今回2号店まで構えさせていただくことができました
しかしそれは同時に自分が経営者としてもっと気を引き締めなければ、将来エイさんが仰るような苦労をしてしまった場合、それはすなわちハレノヒを応援してくださっているお客様はもちろん、スタッフや取引先、そして衣装を譲ってくれた古賀さんにも残念な思いをさせてしまうということです。

人生山あり谷あり。

これから必ずうまくいかない時が来るでしょう。
それを乗り越える力を身につけ、継続して周りの多くの人々に喜んでもらうことが、自分の役割であるといま痛感しています。

そんなわけで、私自身も新たな気持ちでスタートできた「ハレノヒ呉服元町店・レミネス」をどうぞよろしくお願いいたします。

エイさんの思いを短い動画にしています。
ぜひご覧ください。
https://vimeo.com/237053608

Reminessホームページはこちら。
http://reminess.jp