ハレノヒからの
お知らせ

TOP > お知らせ > ハレノヒのカルフォルニア遠征・その2

ハレノヒのカルフォルニア遠征・その2

アメリカ遠征4日目は同じくロサンゼルス。昼間は少しだけメジャーリーグの試合を観戦しアメリカのスポーツへの情熱を感じました。
夜は郊外に住むご家族のお宅へ。ちなみに今回伺ったアメリカの家は全てがとても大きく、全員が車を所有しているのはもちろん、プールにキャンピングカー、BBQセットなど、日本ではあまり見ることのできない家に住んでいるのは驚きの一つでした。とはいえ日本のように朝から晩まで身を粉にして働いているイメージもないので、なんとも不思議。
残念ながら息子さんが帰ってくれなかったのですが、家の中でパチリ。夏のバケーションが終わってしまうと嘆いていたお父さん、またお仕事頑張ってくださいね!笑

5日目はサンフランシスコに向けて車で移動。だいたい600Kmくらいなので福岡から大阪というイメージです。
今回国際免許を取得してあちらでも運転をしたのですが、アメリカは運転のマナーがとても良いという印象でした。信号のない交差点では先に一時停止で侵入した方を優先するというルールになっているので他者の動きをよく見ていて譲り合いの精神もしっかり。またアメリカではご存知右側通行なのですが、右折は信号にかかわらず曲がれる場合は曲がって良いというルールでとてもスムーズです。可能なら日本でも導入してもいいのになんて思いました。

朝6時くらいに出て、途中クラムチャウダーをブランチで食べた以外はずっと走りっぱなし。サンフランシスコ到着はだいたい16時くらいだったと思います。
到着してすぐに今度はイタリア人のご家族を撮影。イタリアというイメージ通りのとても陽気な家族です。アメリカ生まれの息子さんは両親のパワーに少し押されてる感じかな?

サンフランシスコの印象は「おしゃれ」「都会」そして「寒い」です。常夏のロサンゼルスに比べてこんなにも違うかというくらい。
ここでは日本から勉強できているご夫婦とも一緒だったのですが、夜の食事中にご主人からいろんな話を聞くことができました。その中の一つに人種差別。普段日本で暮らしているとなかなか実感できない人種差別が多少なりともまだ存在しているようです。また格差や治安の問題も。彼自身危険な目にもあったことがあるとのことでした。
実態やどのような背景があるかは不勉強の私にはわかりませんが、アメリカもまた多くの社会問題を抱えていることは事実なようです。

またアメリカではライフワークバランスというものが大切にされていて、いくら大事な使命があったとしても時間になれば帰る(帰らなければならない?)という風潮があるようです。
何が仕事で何がプライベートなのか?自由と正義とは?しっかり個人個人が哲学を持って社会と関わっていくことが求められているのだと思います。

実質の最終日である6日目。この日は撮影はありませんでした。
そこで今回映像撮影もお願いした私たちの友人でもあるサイラスが過ごした街MISSIONに。

(サイラス氏と彼が学生時代過ごしたアトリエ)


(長身の女性がローラースケートで疾走する姿もよく似合う街)

今サンフランシスコはニューヨークより家賃が高いそうで、かつて数万円だった彼が住んだ部屋は数倍に跳ね上がったそう。理由はこの地域にApple社をはじめとする名高い企業が多く台頭し、そこに務める高所得者が住むようになったからだと聞きました。家賃が高くなったため元々その街に住んでいた人たちは、散りじりになってしまったとか。

(観光客が写真を撮りに集まっていたペイントだらけの通り)


(ダンスするガイコツが描かれた道路の鉄蓋)

世界的企業の台頭の裏で、彼が愛した街が変わってしまったという事実は実際に体験した人からしか聞けない貴重なお話でした。
霧と山と坂、そして多様性を感じられた街サンフランシスコ。寒さに弱い私はとても住めないですが、ロサンゼルス同様また訪れてみたい場所です。

そして翌日に帰国。
その間日本は台風被害に地震災害と、友人を含め大変な思いをされた方も数多くいらっしゃると思います。改めて心よりお見舞い申し上げます。

最後に、今回アメリカで撮影させていただいた皆様はじめ、私たちを温かくそして親切に迎えてくださった皆様に感謝申し上げます。また留守をしっかり守ってくれたスタッフ、このような素晴らしい機会をくれたスタッフにも感謝です。
この経験をまたハレノヒの運営やサービスに活かしていければと思っています。